晩年のチェット•ベイカーが使用していた事で有名なトランペットです。 スライド、ピストン全てスムーズです。 ラッカーはそれなりに剥げていますが凹みは見られません。前オーナー様によって1番管にオートトリガーが付けられていますので使いやすいです。 この楽器はチューニング管の太さが上下で異なるデュアルボア仕様で全体が徐々に太くなっています。それによって音も柔らかいのに明るく響きます。また、ピストンの上下のストロークが短めでメロディーが妙に吹き易く音がつながります。チェット•ベイカーが使用していたのも頷けます。 浅いマウスピースでリードトランペットにも使えますが、カップが深めのマウスピースの方が相性が良く感じます。（個人的見解です） 13枚目と14枚目の写真は同じ楽器がチェット•ベイカーが使っていた事がわかる雑誌の転写です。楽器とバックのハードケースのみの出品です。 ご覧いただきありがとうございます。